クラヴィコード。金属の弦を叩いて演奏する鍵盤楽器です。
耳で聞くというよりも心で傾聴するような微かな音色で、天上からのやわらかな光に包まれるように感じます。
音量が抑制されているのは、祈りのために使われていたからで、この楽器の造られた14世紀には修道士が自ら製作し、演奏していたのだそうです。
先日京都のギャラリーで演奏会があり、中世の修道院の空間にいるような静謐な時間を体験することができました。
クラヴィコード。金属の弦を叩いて演奏する鍵盤楽器です。
耳で聞くというよりも心で傾聴するような微かな音色で、天上からのやわらかな光に包まれるように感じます。
音量が抑制されているのは、祈りのために使われていたからで、この楽器の造られた14世紀には修道士が自ら製作し、演奏していたのだそうです。
先日京都のギャラリーで演奏会があり、中世の修道院の空間にいるような静謐な時間を体験することができました。
絵は何のために、そして誰のために描くのでしょうか。
美しいもののなかには、必ず真実が含まれていて、絵描きはその美を描くことで人びとに真実を伝え、その魂に明りを灯すのです。
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絵は自分のために描くのではない。
美の神への奉仕として描くのです。
-大野俶嵩-
-松生歩『描くことの源泉へ-発想の源を遡る』より-
世界人類が平和でありますように
闇のなかに光がとどきますように
すべての人の心に安らぎがありますように
冬になると2メートルを超える雪の積もる山の里にその方の住まいがありました。白い外壁に大きく描かれた虹の絵が印象に残っています。
インドの地で修行の道に入り、その後は生涯のテーマとしてお釈迦様の苦行される像を彫り続けてこられました。
大きなお仕事を終えられたのでしょうか、長い旅路に出られたことを聞きました。ここに改めてその軌跡を讃え、敬愛の意を捧げたいと思います。
丹後半島の山合いの集落に松源寺という小さな禅寺があります。昭和の初めに、この寺のすぐ向かいで火事があり、たくさんの火の粉が寺に降りかかりました。
そのとき寺を延焼から守ったのが大きく枝を広げた楠の古木でした。火の粉をたくさん浴びて焼け焦げたその楠は、後になって伐採されましたが、この楠を使い、地元の彫刻家に頼んで釈迦の涅槃像が造られました。いくつかのご縁により、その像の彩色をさせていただきました。
像の胎内には「世界平和」「自燈明・法燈明」の願文が納められています。
生命力の強い草木には薬効があることは昔から知られていますが、家のまわりにはそのような植物が結構あるので、薬草茶を作ってみようと思います。
ドクダミ、スギナ、枇杷(葉や実の種)、松葉などですが、あのセイタカアワダチソウの葉も利用できることを最近知りました。
まずは、松葉、スギナの葉を摘んで乾かし、粉にしてお茶にしたり塩を混ぜて振りかけにしてみようと思います。身体の免疫力が高まるそうです。