古典に聴く

 

 

 

 

クラヴィコード。金属の弦を叩いて演奏する鍵盤楽器です。
耳で聞くというよりも心で傾聴するような微かな音色で、天上からのやわらかな光に包まれるように感じます。

音量が抑制されているのは、祈りのために使われていたからで、この楽器の造られた14世紀には修道士が自ら製作し、演奏していたのだそうです。

先日京都のギャラリーで演奏会があり、中世の修道院の空間にいるような静謐な時間を体験することができました。