自然とともに

 

 

 

この頃は郊外でも都市部と同じような人工的な環境となって、自然を身近に感じることが難しくなってきました。人は自然の一部であるということが忘れられてしまいそうです。

大地を耕す人、海や山からの恵みを受ける人、厳しい環境のなかに身をおいて生きる人、自然を畏れ、自分の弱さをよく知る人びとに共通する資質はとても謙虚な姿勢です。そのような人々の生きた縄文時代は、争いのない平和な社会が一万年も続いたといわれています。

平和な世界は、一人ひとりの心から、自然とともに生きる姿勢から生まれるのではないかと思います。