世界には実に様々な人が暮らしていますが、みなそれぞれの課題を持ってこの世に生まれてきているのだそうです。自分の居るべき場所に早くにたどり着いて本来の自己を見出す人は幸いです。
一所に留まらず、遥かな高みを目指して生涯を旅に費やす人もいるかもしれません。そのような人は一処不在の放浪者と誤解されるかもしれませんが、本当は巡礼の道を歩んでいるのです。そして、その人にはその人にしか担うことのできない役割というものがきっとあるにちがいありません。
道を歩むすべての人に光が照らされて、前へ進んでいけるように祈ります。