職人という生き方


 

職人という名から連想するのは「プロフェッショナル」という言葉です。仕事には自信と誇りを持ちながら自分を表に出さず、分をわきまえていて謙虚な姿勢をいつもたたえている人。

後世に残るような大きな仕事をする望みを持つこともあるかもしれませんが、目の前の仕事を誠実に取り組むという生き方。これは職人に限らずどのような職業の人にもあてはまりそうですね。

本当に素晴らしい人は、概して野にあって隠れ、学び、夢み、伝統をふまえ、しかも自分でないとできないこと、また自分ができるわずかなことを、本当の高く深い美しさを真剣に追求している人たちだと思っています。

– 「一茎有情」志村ふくみ・宇佐見英治共著より –

 

 

 

 

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